エアコンや空気清浄機でお馴染みのダイキンでは、エコキュートも取り扱っています。
空調設備にいち早くヒートポンプ技術を取り入れており、それを応用してエコキュートを開発しています。
他のメーカーと比較してもトップクラスの給湯圧力を持ち、耐震性や機能性にも優れていて高性能と評判です。
そこで今回は、ダイキンが販売するエコキュートのラインナップやおすすめモデル、選び方のポイント・注意点などをご紹介します。
目次
ダイキンのエコキュートのラインナップは?
ダイキンのエコキュートは、全機種で井戸水・地下水に対応しているので、幅広い地域で設置することが可能です。
また、一般的に使用が控えられる濁りタイプの入浴剤も使えるといった強みがあります。
そんなダイキンのエコキュートは豊富なラインナップを用意しており、好みの給湯タイプや設置する環境に合わせて選ぶことが可能です。
まずは、ダイキンのエコキュートのラインナップごとの特徴をご紹介します。
フルオートタイプ
フルオートタイプは、お湯張りから保温、たし湯まで全自動で行ってくれるエコキュートです。
給湯圧力は、高圧給湯タイプとパワフル高圧給湯タイプの両方を用意しています。
高圧給湯タイプの場合、給湯圧力は210kPaです。
これでも十分な給湯圧力ですが、パワフル高圧給湯タイプだと320kPaと大幅にパワーアップします。
お風呂・シャワーを2階や3階に設けている家や、キッチンやお風呂など同時にお湯を使っても安定した水圧でお湯を使うことができます。
おゆぴかUVやふろ配管洗浄、自動ふろ配管洗浄といった清潔を保つための機能や、ウルトラファインバブルを発生させる装置の設置など、フルオートタイプならではの機能が備わっています。
オートタイプ
オートタイプは、自動のお湯はり機能が備わっているエコキュートです。
フルオートと違って自動保温やたし湯機能はありませんが、お湯が冷めた時はボタン操作でたし湯や高温たし湯が可能となっています。
パワフル高圧給湯に対応しているので、安定した湯量でお湯が使える点はフルオートと同じです。
フルオートよりも使える機能が少なくなりますが、状況に応じて使用湯量を最適に保つスマート貯湯や急なお湯切れの心配を低減する沸き増し能力アップなど、基本的な便利機能は備わっています。
給湯専用らくタイプ
給湯に特化したシンプルなエコキュートです。
フルオートやオートタイプのようにお湯張りには対応していないので、浴槽にお湯を貯めるためには蛇口からお湯を出す必要があります。
シャワーが中心の家であれば、特に不便は感じないでしょう。
こちらも給湯圧力には高圧給湯タイプとパワフル高圧給湯タイプがあります。
ダイキンエコキュートのおすすめモデル3つ
ダイキンのエコキュートはモデルがいくつもあるので、中でもおすすめのモデルを3つご紹介します。
EQX46XV(460L)/ EQX37XV(370L)
一般地仕様となっているフルオートタイプのモデルです。
こちらはパワフル高圧給湯に対応しているので、同時にお湯を使うことが多い家でも快適にお湯を使うことができます。
また、おゆぴかUVという、深赤外線の力でお湯の中に潜む雑菌を除菌する機能が搭載されています。
この機能によってお風呂のお湯を循環しながら、菌の繁殖を抑えて綺麗なお湯のお風呂に入ることが可能です。
EQN46XFV(460L)/ EQN47XFV(370L)
一般地仕様のフルオートタイプのモデルで、こちらは高圧給湯タイプとなっています。
ダイキンのエコキュートは業界トップクラスの給湯圧力を誇るので、安定した水圧でお湯を使うことができます。
基本的な機能はパワフル高圧給湯タイプとほぼ変わらず、価格を少し抑えて導入することが可能です。
別途で装置の設置が必要となりますが、湯浴・美肌・洗浄効果のあるウルトラファインバブル入浴の機能にも対応しています。
EQ46XSV(460L)/ EQ46XSV(370L)
一般地仕様のオートタイプのモデルです。
おゆぴかUVやウルトラファインバブルといった機能はありませんが、快適にお湯が使える基本的な機能は揃っています。
また、パワフル高圧給湯に対応しているので、安定してお湯が使えることもメリットです。
フルオートタイプと比べて機能がシンプルな分、コストを抑えて導入できます。
ダイキンのエコキュートを選ぶ時の4つのポイント
ダイキンのエコキュートを導入するにあたって、我が家に合ったモデルを選ぶ必要があります。
ここで、ダイキンのエコキュートを選ぶ際の4つのポイントをチェックしていきましょう。
家族の人数に合わせて貯湯タンク容量を選ぶ
ダイキンのエコキュートの貯湯タンク容量は、370Lと460Lの2種類となっています。
そのため、家族の人数に合わせてゆとりのある容量を選ぶようにしましょう。
3~5人なら370L、4~7人なら460Lが目安です。
お湯の使用状況や使用方法によって必要な容量が異なるので、その点も考慮して選んでください。
好みの給湯タイプから選ぶ
ダイキンのエコキュートは、フルオート・オート・給湯専用の3種類に分けられるので、好みの給湯タイプに対応しているモデルを選んでください。
例えば、お湯張りから保温・たし湯まで自動で行いたい場合は、フルオートが適しています。
必要な機能は家庭によって異なるため、何を優先したいか決めた上で給湯タイプを選びましょう。
設置場所からモデルを選ぶ
エコキュートのシステムをどこに設置するかによってもモデルの選び方は異なります。
ダイキンの場合、角形は屋内と屋外のどちらも設置することが可能です。
屋内や屋外に十分な設置スペースがあれば、角形で問題ないでしょう。
しかし、設置するスペースが屋外に限られ、さらに狭い場合はすっきり設置できる薄型タイプが適しています。
住んでいる地域から仕様を選ぶ
エコキュートは住んでいる地域に対応した仕様を選ぶことも大切なポイントです。
最低気温-10℃までの環境であれば、一般地仕様が適しています。
しかし、最低気温-25℃までとなる寒冷地では、寒冷地仕様を選びましょう。
また、海岸沿いの家は耐塩害または耐重塩害仕様を選ぶ必要があります。
エコキュートの設置場所から海までの距離が約300m~1km以内であれば、耐塩害仕様に適しています。
海から300m以内の距離でエコキュートを設置する場合は、耐重塩害仕様を選んでください。
エコキュートは価格と性能のバランスを考えて選ぼう
モデルや貯湯タンクの容量によって異なりますが、ダイキンのエコキュートの本体価格は90~120万円以上となっています。
ただし、価格は販売・設置を行う業者によって異なるので、見積もりをとって確認するようにしましょう。
性能が高いほど価格は高くなるので、安易にフルオートタイプを選ぶと高額な初期費用がかかってしまいます。
機能性に優れているほど便利ですが、意外に我が家には必要ない機能まで搭載されているケースも少なくありません。
そのため、価格と性能のバランスを考慮した上で、無理のない範囲で導入できるエコキュートを選ぶように心掛けましょう。
ダイキンのエコキュートの導入で気を付けたいこと
ダイキンのエコキュートを導入するにあたっての注意点は以下のとおりです。
長持ちさせるためには定期的なメンテナンスが必要
ダイキンのエコキュートの耐用年数は10年程となっています。
すぐに壊れることはないものの、使用状況によっては耐用年数よりも早く寿命を迎える可能性があるでしょう。
エコキュートを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが必要です。
ダイキンでは3年周期での点検・整備を推奨しているため、その周期を目安にプロに定期点検を依頼しましょう。
また、ふろ配管の洗浄(フルオートタイプのみ)や汚れの拭き取り、ふろ接続アダプターの清掃は日常的にできるものなので、こまめにメンテナンスを行うことをおすすめします。
入浴剤の使用に制限がある
入浴剤を使うことが多い人は、使える入浴剤に制限がある点に注意してください。
使える入浴剤には、バブやバスロマン、バスクリンなどがありますが、同じブランドでも弱アルカリ性など成分によっては使えない場合があります。
使用不可となっている入浴剤を使うと、配管の劣化や故障を早めてしまう恐れがあります。
取扱説明書を確認した上で、入浴剤を使うようにしましょう。
まとめ
今回はダイキンのエコキュートのラインナップや選び方についてご紹介しました。
ダイキンのエコキュートは高性能であることから人気があり、シェア率も比較的高くなっています。
給湯タイプごとに複数のモデルを用意しているので、家族の人数や設置する環境、必要な機能などを踏まえた上で我が家に合ったエコキュートを選びましょう。
また、ダイキンのエコキュートを導入する際は、ご紹介したポイントや注意点も参考にしてください。
チカラもち栃木店では、最短で即日訪問・即日お見積もりの提出が可能です!
エコキュートの交換は10年と言われています。快適な生活を送るために、不具合やエラーが起きる前にまずはチカラもち栃木店までご相談ください。
お見積もり・現地調査は完全無料です!
▼お電話で相談・お見積もりの方はコチラ▼
0120-323-838
▼お問い合わせフォームからの相談はコチラ▼
▼写真を撮って気軽に相談できる!LINE匿名相談はコチラ▼