エコキュートはセルフメンテナンスを行うことがとても大切です。
エコキュートを常に快適に使用するためにも、日々のメンテナンスをこまめに行うことが大切です。
この記事では、エコキュートのメンテナンスの方法や手入れをする理由をご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

■エコキュートをこまめに点検したほうが良い理由
・エコキュートを長持ちさせることができる
エコキュートの寿命は10年~15年程度と言われています。
ただし、メンテナンスを行わないと耐用年数を待たずに故障してしまう恐れがあります。
そのため、定期的なメンテナンスを行うことは、長持ちさせることに繋がります。
エコキュートを買い替えるには、商品にもよりますが30万円~70万円程度の費用がかかるため、できるだけ長持ちさせることが経済的にも良いです。

・活動効率が良くなるため電気代・水道代をおさえることができる
定期的にメンテナンスをすることで、フィルターによる異常や詰まりを防ぎ、給湯効率の低下を防ぐことができます。
エコキュートの最大のメリットは、ガス給湯器や電気給湯器に比べて電気代が大幅に安いことです。
このメリットを最大限に生かすためにも、なるべく効率の良い使い方をしましょう。

・きれいなお湯を使用することができる
エコキュートのトラブルの一つとして、ゴミや汚れたお湯が流れ出てくることです。
貯湯タンク内をこまめに掃除すると、異臭や汚れが浮いたお湯が発生しにくくなります。
排水口などの汚れの掃除は大変ですが、こまめにお手入れをすることが、きれいなお湯を使用するために必要です。

・消耗品の交換費用を抑えることができる
エコキュートの消耗品の中で、ストレートと逃し弁は非常に壊れやすいです。
ストレートと逃し弁は劣化しやすいため、いずれは交換が必要な部分ですが、こまめなメンテナンスを怠らなければ、消耗の速度は押さえられます。
小さな部品は点検時に見落としがちですが、定期的にメンテナンスを行っていれば、不必要な修理や交換に手間をかける必要はありません。

■自分でできるメンテナンス
・貯水タンクの掃除と水抜き
水抜き作業はエコキュートのメンテナンスの中でも特に重要です。
水抜き作業を怠ると、タンク内に汚れが蓄積されていき、つまりなどの原因となります。
汚れを排出するためにも、定期的に水抜きを行いましょう。

水抜きの手順は次の通りです。

1.カバーを取り外し、漏電遮断器をオフにする。
2.止水栓を閉める。
3.逃し弁操作カバーを外し、レバーを持ち上げる。
4.汚れが確認できなくなるまで、約1~2分ほど排水してから栓を占める。
5.止水栓を開けてタンクに水を貯める。
6.逃し弁のレバーを元の位置に戻して、漏電遮断器を上げる。

貯水タンクの水抜きを行う際には、以下の点に注意する必要があります。
・熱湯が出ることがあるので、お湯には触れないようにする。
・感電する恐れがあるので、濡れた手で漏電遮断器は触らない。

・ストレーナーの掃除をする
吸水口ストレーナーはお湯が排水管へ通るときの入り口になる部分です。
ストレーナーを掃除できていないと、ゴミがたまってしまい、お湯の出が悪くなるのでしっかりメンテナンスを行いましょう。

掃除の手順は以下の通りです。

1.カバーを外して漏電遮断器の電源を切る。
2.吸水栓を占める。
3.逃し弁レバーを上げて1分ほど待機する。
4.ストレーナーを外してブラシ等を使用して掃除する。
5.ストレーナーを元に戻す。
6.止水栓を開いて水漏れをチェックする。
7.逃し弁レバーを戻す。
8.漏電遮断器の電源を入れる。
9.お湯の出を確認して完了する。

感電防止のため、作業前は必ず漏電遮断器の電源を切りましょう。

・浴槽フィルターの掃除
浴槽フィルターとは、浴槽内への汚れの侵入を防ぐために浴槽の壁に取り付けるフィルターのことです。
浴槽のフィルターを掃除しないとお湯の出が悪くなったり、配管が詰まったりする可能性があります。
掃除の頻度は週に1回程度で大丈夫ですので、フィルターを取り外し、歯ブラシなどで簡単な掃除をしてください。

・配管の掃除
エコキュートの暖房機能でお湯を循環させると、配管内に皮脂や水垢が入ります。
浴槽の掃除を定期的に行っていても、配管内まで洗い流すことはできません。
毎日きれいなお風呂に入るためには、浴槽の配管を定期的に掃除することが大切です。
お風呂の配管掃除は、おおよそ半年に1回程度が目安です。

・漏電遮断器や逃し弁のチェック
漏電遮断器とは漏電が起きた時に火災や感電事故を未然に防ぐための安全装置です。
これが正しく作動していないと、家全体のブレーカーが落ちたまま上がらなくなってしまいます。
漏電遮断器にはテストボタンが付いているので、ボタンを押すことでオンとオフの切り替えを確認しましょう。

・凍結防止ヒーターバンドの動作確認
エコキュートは寒さに弱いため、外気温が氷点下を下回ると凍結してしまいます。
凍結は、お湯が出なくなったり、温度が上がりにくくなったりする恐れがあります。
もし、配管が凍結してしまった場合には、タオルなどを巻いてぬるま湯で少しずつ解凍します。
配管にいきなり熱湯をかけると、あまりの温度差に配管がひび割れてしまうかもしれませんので注意が必要です。

・配管接続部分の点検
エコキュート本体と配管接続部分の水漏れを確認してください。配管との接続部分のパッキンにはゴム製や紙製のパッキンが使われています。パッキンが劣化すると水漏れの原因になります。確認方法は、エコキュート本体の脚部カバーを外し、各配管の継手部分から水漏れが無いかを確認します。
配管接続部の水漏れは早期に発見すれば、部品の交換が容易に行えます。
ただし、長期間放置するとエコキュート全体が壊れてユニットの交換が必要になる可能性があります。
トラブルを避けるために、少なくとも年に2回は水漏れがないか確認してください。

■まとめ
今回は、エコキュートのセルフメンテナンスの方法をご紹介しました。
メンテナンスを定期的に行うことで、エコキュートの故障や以上に早く気付くことができます。
また、エコキュートを長持ちさせることにも繋がりますので、日常的にお手入れを行いましょう。

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