エコキュートは空気の熱を利用して効率的にお湯を沸かしてくれる、貯湯式の高効率給湯器です。
従来型のガス給湯器と比べてCO2の排出量が削減できるため、環境に優しい設備となっています。
そんなエコキュートが故障してしまった場合、自分で交換することはできるのでしょうか？
ここでは、DIYでエコキュートの交換ができるかに加えて、自分で交換するメリットとデメリット、業者選びのポイントについてご紹介します。
目次
DIYでエコキュートの交換はできる？
エコキュートの調子が悪い時、故障か修理か悩んでしまうことがあります。
さらに、エコキュートを少しでも安く設置するためにDIYで済ませられないかと考える方もいるでしょう。
一般的にエコキュートは13～15年が寿命とされていますが、メーカーや使用状況、環境によって異なります。
以下のような症状が出た場合は交換を検討してみましょう。
【エコキュートの不具合】
・温度が低くなってしまう
・お湯が出にくい
・エコキュートの消費電力が増えてきた
・異音がする
・常に水漏れしている
・電源が落ちるようになった
・お湯が出ないがエラーが出
このような場合は交換が望ましいのですが、専門資格を持っていないと交換できません。
エコキュート交換の際には、以下の資格取得者が関係してきます。
【主要な資格】
・給水装置工事主任技術者
・排水設備工事責任技術者
・第二種電気工事士免許
・ガス機器設置スペシャリスト
・ガス可とう管接続工事監督者
・液化石油ガス設備士
・簡易内管施工士
エコキュートは電気を使う設備なので、電気工事の資格が必須になります。
第二種電気工事士は国家資格であり、エアコン設置やコンセントの設置・交換、小規模設備の電気工事なども行える資格です。
エコキュートも電気工事士法施工規則での作業に該当するため、資格がない人物は交換できません。
資格がない状態での交換は大変危険であり、保証期間中でも対象外になる可能性があります。
無資格で交換した場合は、電気工事法違反として30万円以下の罰金もしくは1年以下の懲役が課せられます。
大きな事故に発展する可能性もあるので、絶対にDIYで交換しないようにしましょう。
エコキュートは交換業者へ！業者を選ぶポイントは？
上記でも説明したように、エコキュートの交換や設置は有資格者でなければ行えません。
そのため、エコキュートの交換業者に依頼する必要があります。
そこで、交換業者を選ぶ際にはどのようなポイントを重視すべきでしょうか？
24時間対応してくれる施工会社
エコキュートは、異音などの異常がなく、突然動かなくなってしまうケースもあるでしょう。
このような場合、早急に対応してほしいと思うだけでなく、故障なのかどうか不安に感じてしまいますが、
緊急時に、24時間対応してくれる業者がおすすめです。
エコキュートは日常生活に寄り添っているため、故障のタイミングによっては対応できないケースもあります。
そんな中でも24時間365日対応してくれる業者であれば、故障しても焦ることなく修理の依頼ができます。
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水道局指定業者
水道局の指定業者がどうかをチェックしてみましょう。
エコキュートを安心して頼めるか、悪質ではないかなどは依頼する前に知っておきたい部分です。
安心して依頼できる業者かどうかを判断するなら、指定給水装置工事事業者かどうかを確認しておきましょう。
実績が多くて知名度が高い施工業者
エコキュート交換業者について、実績が豊富か、知名度があるかなども確認しておくと安心です。
評判に関しては、公式ホームページをチェックすることも大切ですが、一般の利用者からの口コミや評判に関しても重要です。
評判も判断する基準になることを忘れないでおきましょう。
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専門の資格保有者が対応してくれる
エコキュートに問題があった時、有資格者が対応してくれるかどうかも確認しておきましょう。
エコキュートの修理や交換には資格が必要で、エコキュート全体の知識があるスタッフがいるかも重要です。
悪質な業者の倍、無資格や知識の浅い人に修理を依頼することもあり、これによって施工不良が起こる可能性も考えられます。
業者を選ぶ際には、有資格者が何名在籍しているかどうかも確認しておくと安心です。
連絡後、すぐに来てくれる
業者を選ぶ際には、連絡後すぐに来てくれるかどうかも重要なポイントです。
給湯器専門の業者の中には、連絡後最短で20分で来てくれるところもあり、現場で故障かどうかの診断をしてから作業に取り掛かってくれるケースもあります。
地域によっては営業所との距離があって時間はかかるかもしれませんが、できるだけ早く向かってくれる業者かどうかをチェックしてみましょう。
エコキュートの交換手順は？
エコキュートは、各家庭の省エネを守ってきたアイテムです。
そんなエコキュートは、価格や交換内容によって価格以外に品質や性能も異なるケースがあります。
エコキュートを交換する際には以下のような手順で行われます。
【エコキュート交換手順】
①電源を切る
②タンクの中の水を抜く
③配管を外す
④配線を外す
⑤故障したエコキュートを取り外して移動する
⑥新しいエコキュートを置く
⑦配線を接続する
⑧配管を設置する
⑨電源を入れて動作確認をしていく
⑩使い方の説明をする
このような手順でエコキュートは交換されますが、一般的に工事費含めては40万円～50万円です。
時間も配置場所や配管の状態によって異なりますが、長いと1日以上かかってしまうこともあるでしょう。
決してお安い買い物ではありませんので、今年度発表されたエコキュート補助金で交換することもオススメします。
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また、金額の確認をする際に、安すぎる金額には注意が必要です。
エコキュートが安いものは注意！
・本体価格のみ
業者の中には本体価格のみを提示し、取り付け時に必要なアイテムをオプションのようにしている業者もいます。
他にも、配線工事費や工事費を含んでいないこともありますので、依頼する前にお見積もり書をよく確認しておきましょう。
・機種が古い
エコキュート交換時に、価格が安いのは古い機種の在庫、処分品となっている可能性が考えられます。
ただ、古いからとはいえ全てが良くないということではありません。
・脚部カバーの有無
エコキュート交換時に、足カバーやリモコンが付属品かどうかを確実にチェックしておきましょう。
脚カバーはエコキュートの性能や快適性を大きく左右するため、あるかどうかをきちんと確認しましょう。
まとめ
今回は、エコキュートがDIYで交換可能なのか、業者を選ぶ際のポイントなどをご紹介してきました。
エコキュートは高額な商品なので自分で購入して設置したいと考えるかもしれませんが、有資格者以外は交換しないように気を付けましょう。
栃木県でエコキュート交換をご検討の方は、チカラもち栃木店までお気軽にご相談ください！
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