エコキュートの寿命は約10年と言われています。ただし、10年という寿命はあくまでも目安です。
設置してから10年を経過している場合、故障する可能性もあり、お湯がつかえなくなる場合もありますので、注意が必要というサインです。
寿命を迎える前に故障する可能性もあるため、不具合を感じたら業者に点検を依頼して調べてもらうと安心でしょう。
交換や買い換え、撤去となれば気になるのが「処分方法」や「費用」に関する問題です。
エコキュートはサイズも大きいため、処分する作業が大変だと考えられますが、どういった方法で処分すれば良いのか悩む方もいるはずです。

そこで今回は、エコキュートを処分する方法に加えて、撤去にかかる費用や自分で処分する際の注意点を解説していきます。
古いエコキュートを放置する危険性についてもご紹介していくので、エコキュートの不具合で悩んでいる方や処分しようか悩んでいる方は参考にしてください。

1.エコキュートを処分する方法

エコキュートを処分する方法は以下の通りです。
栃木県宇都宮市K様 補助金対象のコロナ(CHP-E37AY6)エコキュート交換工事

業者に引き取ってもらう

古いエコキュートを新しいエコキュートに交換する場合は、設置をする施工業者が古いエコキュートを引き取ってくれます。
交換と処分が同時に行えるので、撤去する業者や処分をしてくれる業者を探す必要がありません。
ただし、撤去費用が別途発生するケースが多いので、交換を依頼する際には見積もりを出してもらい、予算内で交換できるかあらかじめ判断してください。

また、中には悪徳業者も存在します。
見積書を提示しない場合や価格が曖昧な場合は、依頼をする前に詳細な費用を必ず確認しましょう。

買取業者やリサイクル業者を活用する

エコキュートを交換せず処分したいなら、買取業者やリサイクル業者に依頼するのもおすすめです。
中古品でも、人気の機種や状態によっては高額買取を実施してくれるケースもあるので、お得に処分できます。
ただし、買取業者やリサイクル業者に依頼する場合、エコキュートの撤去を自分で行う必要があります。
取り外し作業を間違ってしまうと、故障や破損する可能性もあるので買取価格が減額となる要因です。
また、買取前には給水タンクの水抜きも行わなければいけません。
取り外しの方法が分からない場合は、業者に依頼した方が安心です。

粗大ゴミとして自治体で処分する

自治体によっては、エコキュートを粗大ゴミとして処分することが可能です。
前もって手数料を支払い、指定の場所に持って行き回収してくれる方法と自分で処分場まで運搬する方法などがあります。
自治体によって処分方法に違いがあるだけではなく、費用や処分するルールも異なるので、あらかじめ詳細を聞いておくと安心です。

ただし、処分する際には自分でエコキュートを撤去する作業が必要です。
処分場まで持って行く場合は、エコキュートを乗せられる車も用意しなければいけません。

処分業者や廃品回収業者を活用する

不用品を回収してくれる処分業者や廃品回収業者に依頼する方法もあります。不用品回収業者であれば、エコキュート以外にも様々なアイテムを回収してくれます。
回収業者によって費用が異なるので、あらかじめ回収にかかる費用を問い合わせておきましょう。
ただし、回収してもらうためには自分自身でエコキュートを取り外さなければいけません。
中には、取り外し作業を実施してくれる業者もあるので、自分でできない場合は取り外しも実施してくれる業者に依頼をしてください。

フリマアプリやオークションアプリを利用する

フリマアプリやオークションアプリを活用すれば、古いエコキュートを買い取ってもらえる可能性があります。
購入されれば、買取業者やリサイクル業者よりも高値になるケースもあるのでお得な処分方法の1つです。
ただし、手間がかかるので注意が必要です。
エコキュートの取り外し作業の他、エコキュートのメンテナンス、写真撮影、出品、発送などの様々な作業があります。
少しでも不具合があればトラブルになる可能性があるので、出品をする際には入念にチェックを行い、発送する際も梱包を丁寧に行うなど対策が必要です。

 

2.エコキュート撤去・処分にかかる費用相場

次にエコキュートの撤去や処分にかかる費用をみていきましょう。

撤去・処分方法 費用相場
業者に依頼(撤去のみ) 10,000円~20,000円程度
自治体に依頼 1,000円~1,500円程度
処分業者や廃品回収業者 軽トラで運べるサイズ:10,000円~

2tトラックで運べるサイズ:20,000円~

 

処分方法によって、費用には違いがあります。
また、古いエコキュートから新しいエコキュートに交換する場合は、30万円~60万円ほどが相場です。

 

内容 費用相場
取り替え工事 10万円~15万円
本体費用 25万円~60万円
総額 35万円~75万円

 

あくまでも相場価格になりますので、エコキュート本体の価格はメーカーやサイズによって異なります。
また、取り替え工事には、エコキュートの撤去費用や新しいエコキュートの設置費用、電気工事や運搬、処分費用が含まれています。
業者によっては、撤去工事が含まれていない可能性もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。
また、エコキュートからエコキュートに交換する場合は、既存のエコキュートの基礎をそのまま使えるので、新しく基礎工事をする手間がないため、費用を抑えられる可能性があります。

 

3.エコキュートを個人で処分する際の注意点

エコキュートの処分を業者ではなく個人で行う場合は、撤去作業を自分で行わなければいけません。
しかし、危険が伴うことを理解してから作業を行いましょう。
例えば、エコキュートの設置では「第二種電気工事士」と「給水装置工事主任技術士」の2つの資格が必要です。
そのため、撤去する際にも同様の知識に加えて技術が必要であると推測できます。
取り外す作業では、電気系統や配管工事も必要になるため、作業方法を間違えてしまうと大きな怪我や事故を引き起こす危険性があります。
エコキュートの取り外しに関する知識のない方や経験がないのであれば、無理に自分で作業は行わず、専門の業者に依頼した方が安全に取り外せるでしょう。

4.古いエコキュートを放置する危険性

古いエコキュートを使い続けていると、脚部や貯湯タンクの外装にサビが発生する危険性があります。
機能面としても問題はありませんが、サビている状態をそのまま放置すると倒壊するリスクが高まります。
製品によっては、500kg以上もの重さにもなるので、万が一倒れてしまえば自分の家が傷つく可能性があるだけではなく、近隣住民にも迷惑をかけてしまう可能性があります。
貯湯タンクのサビは、倒壊には影響しません。
しかし、サビが内部にまで浸食した場合、給湯システムに異常をきたす危険性があります。

エコキュート内部に不具合があればエラーコードとしてリモコンに表示されますが、脚部のサビや劣化はエラーコードとして表示されません。倒壊するリスクを減らすためにも、定期的にチェックを行いましょう。

 

5.まとめ

エコキュートの処分方法や撤去・処分にかかる費用の相場、個人で処分する際の注意点などを解説してきました。
エコキュートは自分自身で取り外しを行い、処分することも可能ですが、取り外し作業は複雑で怪我や事故を引き起こす可能性もあります。
撤去作業に関する知識や技術がないのであれば、無理に作業を行わず、専門の業者に依頼した方が安心です。
実績の豊富な業者に依頼をして処分をしてもらいましょう。

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